ビジネス初心者さんのための一人起業6つの流れ
ご自宅で一人起業される方は増える傾向なのですが、ビジネス初心者の方は「そもそも、何を、どこから、始めれば良いのか」、イメージが湧かない人が多いのではないでしょうか?
実際のところ、
・資格はあるのですがビジネスのカタチにできなくて?
・副業から始めたのですが望んだ成果にはほど遠いです!?
・何を、どこから手を付ければうまく行きますか?
と、ご相談をいただくケースは多いものです。
ビジネスに「これが正解」というようなものはありません。でも、お仕事を進める上で「なにか拠り所になる手順」があると安心できますね。
今日は、「ビジネス初心者さんのための一人起業6つの流れ」について触れたいと思います。
目次
ビジネス初心者の方はルールを知ることが重要
一人起業は闇雲にスタートしても、なかなか上手く行きません。というのは、ビジネスを組み立てるには外してはいけない基本のルールがあるからです。
なので、ビジネス初心者の方は、ルールに沿って行動することが、比較的スムーズに起業副業を軌道に乗せやすいです。
私自身、起業初年度、そこを取り違えて遠回りしてしまった経験があります。「事前に分かっていれば良かったなぁ」なんて思ったものです。が、まっ、それも経験で得たこと、学んだことです。
今ではセミナーや講座でもお話するネタとなっています(笑)
そんな経験を踏まえて、これから個人事業主として活躍したいビジネス初心者の方は、「6つのステップ」で進んで行くことが効果的な方法と、私は確信しています。
起業の落とし穴にハマっていませんか?
ビジネスの組み立て方は「土台」を作って「機能」をその上に乗っけるイメージとなります。ところが、ビジネス初心者さんの多くは、すぐに機能の方に目を向けてしまいがちです。
例えば、「スキマ時間を使って月商30万の〇〇集客法」に手を出すみたいな感じですね。「早く、あの人のように売れたい」みたいな気持が「機能」へと向かわせてしまいます。
それを否定するつもりはありませんが、「機能」を知りたがる人をたくさん見てきて分かったことがあります。それは、仮に一時的に売れたとしても、鳴かず飛ばずで続かない人が多いことです。
ビジネスが軌道に乗っている状態とは「継続」となります。土台が固まっていないのに集客の機能を活かすことは難しいものです。
ビジネス初心者の方だからこそ、ルールを知って行動して行きましょうね。
ビジネス初心者なら知っておきたい6つのステップ
ビジネス初心者の方にとって大切なことは「優先順位を間違えない」ことです。ここを勘違いすると、私が一人起業した初年度、そうであったようにモヤモヤの堂々巡りとなってしまいます。
なので、次の6つのステップを意識して行動することがお薦めです。
Step2:差別化ポイントを決めてコンセプトをつくる
Step3:商品タイトルと内容を決める
Step4:セールスポイントとシナリオ作成
Step5:集客のやり方を決めて購買動線をつくる
Step6:告知文を作って集客イベントを1つ組み立てる
難しく考えずにシンプルに決めていくことがスムーズに進めていくコツです。そして、一通りできたら、「試してみる」ことです。
検証しながら「強化するべきステップはどこなのか?」、それを見て行くことが効果的だと思います。
優先順位を間違えるとどうなると思いますか?
優先順位を間違えないことが大事とお伝えしたわけですが、「Step2:差別化ポイントを決めてコンセプトをつくる」を飛ばして、「Step3:商品タイトルと内容を決める」をやると、どうなると思いますか?
きっと、タイトルを見ても興味関心を持たれない商品が生まれる確率が高くなります。なので、思うようには人が集まりません。結果、成約に至る可能性はグッと下がってしまうものです。
そもそもですが、ルールに従わないまま、そこを飛ばして先にやるわけです。だから、モヤモやの迷宮へと一歩踏み出してしまいます。
そして、「なぜ?」「どうして?」と、気付かないままに余分な労力と時間がかかってしまうんです。一人起業に失敗しないためにも、ビジネス初心者だからこそ「優先順位」を大切にして下さいね。
ビジネスは家づくりと同じ
ビジネス初心者の方がイメージして欲しいことは「家づくり」となります。実はビジネスを組み立てることは「家づくり」と同じなんです。
例えば、家を建てる場合、最初は「土木・基礎工事」から始まりますね。土台となる骨組みをしっかりとつくります。これはビジネスでは「Step1の強みの整理」と「Step2のコンセプト」です。つまり、ブレない働き方の軸(土台)となります。
そして、土台となる骨組みの上に、「無くてはならないトイレ」「使いやすいキッチン」「気持ちが安らぐお風呂」など、生活導線の機能を整えていきます。
これをビジネスで言えば、「Step3の商品タイトルと内容商品」「Step4のセールスポイントとシナリオ作成」「Step5の集客のやり方を決めて購買動線をつくる」だったりします。顧客獲得のための機能ということですね。
もし、土台が手抜き工事で地震が来たらどうなるでしょうか?
家の場合は倒壊となります。ビジネスでは廃業ですね。どんなに機能的なキッチンがあっても、少々の地震で家が倒れては、元も子もありません。
一人起業も同様で、集客やセールスを学んでも働き方の軸がボンヤリしていれば、誰にも伝わりません。なので、人は集まりません。だから、売れることは難しいものです。
ビジネス初心者の方は、まず「流れ」を知って「組み立てる」ことを大事にしましょうね。
まとめ
一人起業してビジネスを始めれば、最初は誰もが初心者です。上手くいく時もあれば、そうでない時もあります。そんな時、闇雲に「機能」ばかりを追い求めても上手くいかないものです。
ビジネス初心者さんだからこそ、「流れ」を知って、「優先順位」を間違えずに行動することが大切になります。それが、一人起業を軌道に乗せるビジネスの進め方となります。
それでは「楽しむ」を大切に
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